【ファクタリングの活用で資金繰りが改善】居宅・訪問介護の株式会社KEI様にお話を伺いました
愛知県名古屋市で訪問介護、居宅介護、移動支援、生活介護等の生活支援事業を行っている株式会社KEI様。
資金繰りで困っている生活支援事業者が多い中、上手くファクタリングサービスを活用し事業を拡大されています。
そこで、今回はどのようにファクタリングを活用しているかや、今後の展望についてなど代表取締役社長の加藤様にお話を伺いました。
代表取締役社長 加藤啓太
生後間もなく脳性麻痺の重度障害者になる。
日本福祉大学を卒業後NPOを立ち上げ、「障害者だからこそできる」ヘルパーステーションを開設。その後、株式会社KEIを立ち上げる。
ボッチャと出会い、日本代表選手としてロンドンパラリンピックに出場、現在も現役選手として活動中。
ファクタリングの導入背景
ーまず始めに、御社の事業内容を教えてください。
主な事業内容としては、障害者の重度訪問介護・居宅介護・移動支援等を行っています。
また、2022年には「KEIステーションありか」という生活介護事業所も新しくオープンしました。
ーファクタリングを導入したきっかけを教えていただけますでしょうか?
以前はNPO法人として運営していたのですが、当時は資金繰りが大変で苦労していました。
このままじゃまずいと困っていたところ、エツカさんのファクタリングサービス(ケアファクタリング)を紹介していただき、資金調達で活用させていただくことになりました。
ーファクタリングを導入してどのような変化がありましたか?
ファクタリングを導入したことで、資金繰りがうまく回るようになったことは大きな変化でした。
訪問介護のような障害福祉サービスは国保連からの入金が遅いという特徴があり、サービスを提供してから実際に入金があるまでしばらく待たないといけません。
ファクタリングを利用すればそのタイムラグがなくなり、すぐに資金化ができるようになって資金繰りが改善しました。
また、3ヶ月で500万円位の返戻があった時が過去にあり、再請求してからでないとお金が入ってこないということがありました。
そういった時でもファクタリングのおかげで、国保連からの入金を待たずとも資金化できたのはとても助かりましたね。
障害者でも自分で考えて成長できる事業所にしていきたい
ー今後の展望や実現したいことはございますか?
障害のある利用者さんが自分で考え成長していけるような環境を今の事業を通して作っていきたいと考えています。
健常者の親にも言えることですが、障害者の親は特に子供の手助けを率先してやりがちです。そうすると、本人は何も失敗をせず成長もしないため、助けてばかりではなくあえて見守るという姿勢も大事だと思っています。
障害があるからといって何でも助けてあげてしまうと、自立を難しくしてしまいます。
ー全て助けてしまうとそれが当たり前となってしまいますよね。
そうなんです。
障害のある人は失敗の経験がない人が多く、将来のことを思ったら厳しいけども見守るということも必要ですね。
制度もどんどん良くなってきており、障害があるからできないと諦めるのではなく、やり方次第では障害があっても活躍することはできると思います。
もちろん、障害者が自分で考えて行動できるように変えていくには様々な課題があり、時間もかかると思いますが、それぞれが成長できる環境を作っていきたいと思います。
ただ、事業でもあるため、経営に関する課題をクリアしつつ、利用者さんのためになる事業所を実現していきたいです。
新規事業所の開設など、事業を拡大していく時に資金繰りで困ることもあるので、そういった時にはエツカさんのファクタリングをうまく活用しながらやっていきたいと思います。
地域で一番必要とされる事業所となれるように引き続き励んでいきます。
ー今回は色々とお話をしていただき、ありがとうございました。